子宮外妊娠と基礎体温の関係

■子宮外妊娠とは

子宮外妊娠とは、その名の通り受精卵が「子宮以外の場所」で授精・着床することを指します。子宮以外の場所がどこかというと「卵管」「卵巣」「腹腔」などがあるのですが、一番子宮外妊娠の症状が出やすいのが卵管(確率としては全体の98%)なのだそうです。

この子宮外妊娠をすると不正出血などの兆候も出てきますがまず妊娠検査薬では陽性が出ますし、基礎体温も高温期のままなので、いざ産婦人科で見てもらうと赤ちゃん(胎嚢)が見られないために、もしかしたら子宮外妊娠なのでは...ということになる方もいるそうです。

これを放置しておくと、受精卵がだんだんと大きくなってきて卵管破裂(!)などの危険も出てきますので、そういったリスクを回避するためにも、基礎体温をつけておくことは非常に大切なんですよ。


■子宮外妊娠の体験談

実は私、2%以下の確率で起こるといわれている「卵巣での子宮外妊娠」の経験を持つのですが、このときに基礎体温などを測らず、しかも腹痛の不正出血などの症状やそれらしい兆候もなかったために放置していたからか、この元・受精卵がどんどんと肥大化して卵巣腫瘍と診断されるという大問題になってしまったことがあります。その時「基礎体温だけはきちんと測ろう...」と思ったことは言うまでもありません。

ちなみに、そういった治療に関しては妊娠中でも総合病院の産婦人科ならば問題なく行えます(普通の助産院などにおかかりの場合は間違いなく紹介状を書かれます)。それに、悪性のものでなければ、手術で腫瘍だけを取り除き、両方の卵巣が問題なく機能できるように配慮してくれるので、治療の際は心配しすぎずに大きく構えることも大切ですよ。


■子宮外妊娠と基礎体温

基礎体温は赤ちゃんを授かりたい時だけつければいいというものでもありません。いざ妊娠したときも、子宮外妊娠などのトラブルを回避するために基礎体温をつけておくと、いざというときにすぐに対処できるんです。

実際、妊娠検査薬で陽性が出た方はすぐ病院に連絡をとって診てもらうと思うのですが、そのときに「赤ちゃんの袋(胎嚢)があるか」「最後に生理が来たのはいつか(ここで基礎体温をつけたメモなどがあると判断がしやすくて便利)」を見て、超音波でお腹の中をチェックして、正常妊娠か、それとも子宮外妊娠か...というのがそこで初めてわかるのです。

基礎体温だけではどのように授精したのか、というのは外見からはわかりません(正常妊娠でも異常妊娠でも基礎体温はもれなく上がります)。ですので、早めに予約を取って産婦人科を受診するようにしてくださいね。

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