基礎体温の周期

■基礎体温と周期

数ヶ月継続して、体温計で基礎体温を測り続けてグラフをつけていると、体温はある程度決まった周期で上がり下がりしていることがわかります。
これがいわゆる「生理周期」で、大体の方が平均28?35日(4週間?5週間)の間で推移しているようです。

とはいっても、基礎体温を計っていても周期が毎月○日、というようには安定せずに月によって周期が変わってくることがほとんどです。
これは、こういった基礎体温のサイクルは食生活やストレスといった本当に「ささいなこと」で変化するからなんですよ。


■基礎体温の周期を安定させるには

不妊治療を行っている方で、タイミング法(排卵日に性交を行う方法)や人工授精(排卵日に精子を採取して女性の体内に注入する方法)を実行しようとしている方はもちろん基礎体温を測っているでしょうが、できるならば周期が安定してくれたほうがいいですよね。
排卵のサイクルを安定させるならばピルを処方してもらうという手もありますが、自分自身の生活習慣なども見直す必要があります。
不妊治療でイライラしていたり、ご飯を食べる時間や寝る時間もばらばらだったり...というのも、基礎体温の周期の崩れの原因になります。

実際私も、ストレスがたまっているときなどはいつもより余計に生理が遅れたり...ということはよくあります。
お仕事を持っている方などは生活を安定させるのは難しいかもしれませんが、まずは寝る時間を増やすようにしていくなど、何となくできそうなことから始めていくようにするといいですよ。


■基礎体温と女性ホルモン

基礎体温をつけていると、たまに(人によっては恒常的に)「あれ、低温期が短い」「体温が高い時期が長い気がする...」というような、周期内の排卵日を境にした高温期・低温期の日数に偏りが出ることがあります。
これは体調によるところもありますが、ホルモンバランスの偏りが原因になることがほとんどです。

こういった場合、低温期が短い時は「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が少なくなっている状態ですし(これは更年期の始まりとも言われています)、体温が高い時期が短い時、もしくはまったくない時は「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が減少、もしくは分泌が非常に少ない状態だと考えられます。
高温期と低温期は本来それぞれ、周期の中では排卵期を挟んで同じくらいの日数なのですが、平均より極端に短いと感じた場合は婦人体温計で計った基礎体温のグラフ(2?3か月分のデータがあるとなお良いです)を持って婦人科に相談に行くようにしてくださいね。

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