基礎体温の平均について

■基礎体温と不妊症

基礎体温をつけると、「これは不妊症なのではないか?」という結果が出ることがあります。
その根拠の一つに「基礎体温が生理周期を通して平均的(一定)な高さを保っている」という結果が挙げられます。


というのも、基礎体温は通常ならば高温期・低温期という排卵日・月経開始日を境に切り替わる二つの体温期があるのですが、この高温期と低温期の平均差が小さく、
特に高温期との平気差が0.3℃未満がある方には冷え性や、黄体ホルモンの分泌が少ないことによる無排卵や不妊症の疑いがあります。

2ヶ月以上基礎体温をつけてグラフで管理してみて、グラフの線が平均的にまっすぐ(変化がほとんどない)方は、体のどこかに異常がある可能性もありますので、婦人科などで早めに診察を受けることをおすすめします。


■基礎体温を平均的にするには

基礎体温は高温期・低温期の二つの体温層に分かれるのが一般的ですが(それ以外は体に異常がある場合もあります)、この層ごとの体温を平均的にするには、やはり正しい測り方というのも重要になってきます。
この層ごとの体温が不安定だと、どこからどこまでが低温期か、どこからどこまでが高温期かはっきりしなくなる為に、病院で管理してもらうにも体の異常がどこにあるのか判断がつきにくくなってしまうんですよ。
体温を平均的にする方法として基本的なのは「起きたら、ほとんど動かない状態で体温の計測を行うこと」。
人の体は意外にもちょっとしたことですぐに温まるもので、ちょっと離れたところにある体温計を取りに行くだけでも体温は上がってしまうのです。

また、寝不足を避けるのもいいことです(寝不足だとやはり体温が安定しません)。
ちょっとしたことですが、見方をちょっと変えるだけでも結果はかなり変わってきますので、どうしても測定結果が不安定で、平均的な体温数値が出ない...という方は、試してみてはいかがでしょうか。


■平均体温と基礎体温の違い

基礎体温と平熱の違いというのは、「覚醒時(≒睡眠時)の体温」と「平時動き回っている時の体温を何日かとって、その平均をとったもの」の違いです。ですので、実はこの二つは全くの別物なんです。

では平熱はどのくらいの温度なのかというと「低温期の平均的な体温」であることが多いようです(高温期ではないんですよ。
高温期の体温が平熱と同じだと、ちょっと暑すぎます)。ですので、見方としては基礎体温の低体温期が35℃後半?36℃前半というかたは少々冷え性を気にしたほうがいいかもしれませんよ。

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